二つの新聞報道から

町長のシルバー割引の流用問題に端を発した屋久島町の出張旅費不正を巡って、県警、検察の動きがあったようである。
9月4日南日本新聞の記事を抜粋いたします。

<鹿児島県警は3日、実際の航空運賃を上回る金額の領収書で旅費を精算したなどとして、前町議会議長の男性(68)を詐欺の疑いで書類送検した。 前議長に過大な金額を記載した領収書を発行したなどとして、元旅行代理店所長の男性(64)についても、詐欺ほう助の疑いで書類送検した。前議長の書類送検容疑は、2018年8月と19年6月の公務出張の際、早割を使うなどしたにも関わらず、実際に利用した旅行行程で精算せず、差額計約11万円を不正に得た疑い。前議長は在職中の今年2月、病気を理由に議員を辞職し、5月に約11万円を町に返金している。
前議長は「悪いことをしたので深く反省している。事実関係は争わず、検察の捜査に協力する」元所長は「詳細が分からないので、お答えすることはできません」と話した。
同町の出張旅費不正を巡っては、県警が3日までに、荒木耕治町長(70)や元議長の岩川俊広町議(70)、前副町長の男性(68)らを詐欺や虚偽有印公文書作成、同行使の疑いで書類送検している。>
                          (南日本新聞記事より抜粋)
書類送検されている面々の行為は決して許されることではないが、前議長は反省し、議員も辞職し、自分の罪を認めているところが潔いと評価したい。「事実関係は争わず、検察の捜査に協力する」とは実に男らしい、是非そうあって欲しいものである。一連の不正問題の早期の解決に大きく寄与することは間違いない。

9月5日の紙面から
 屋久島旅費不正
荒木町長を不起訴処分  鹿地検 「一定の社会的制裁」
 屋久島町の荒木耕治町長(70)が出張時に普通運賃の航空券を払い戻し、65歳以上が対象の高齢者割引を使って差額を着服していた問題で鹿児島地検は4日、詐欺と虚偽有印公文書作成、同行使の疑いで書類送検された荒木町長を不起訴処分(起訴猶予)にした。
処分理由について「過払い返還を免れた事実は認められるが、財産的被害が回復され、一定の社会的制裁を受けているなど諸事情を考慮した」と説明した。
旅費着服問題は、2019年12月の町議会一般質問で表面化。実際に利用した割引き後の航空運賃を旅費精算書に記載せず、15年度から19年度のかけ計87回、普通運賃との差額約186万円を不正に得ていた。
住民グループは今年1月、荒木町長を業務上横領と詐欺の疑いで刑事告発。県警は7月、16年3月から19年11月にかけての町費支出分の一部に当たる51万円を返還しなかった疑いで書類送検した。
荒木町長は不正に得た差額約186万円について、今年5月末までに町など支出元の7団体に全て返還。
月額給料76万1千円を5月1日から6か月間、無給としている。
荒木町長は不起訴処分を受け「改めて反省すべきところは反省したいと思う」とした上で、進退について「町政はさまざまな課題が山積している。町長として、町民の為に粉骨砕身、職務にまい進していきたい」と話した。
告発した住民グループ代表の鹿島幹男さん(66)は「公金を不正に利用した事実は変わらない。返還して自身を減給すれば済むのか。検察審査会への申し立ても検討したい」と話した。
同町の出張旅費不正を巡っては、ほかに、元町議会議長の岩川俊広町議(70)と前議長の男性(68)が詐欺、前副町長の男性(68)が虚偽有印公文書作成、同行使と詐欺、元旅行代理店所長の男性(64)が詐欺ほう助の疑いでそれぞれ書類送検されている。
                      (南日本新聞抜粋)

一定の社会的制裁を受けているという理由で、起訴猶予と言う事であるが、着服金の返還、自身の給与の6か月無給と言う事以外反省しているという印象は感じない。
粉骨砕身職務にまい進して町民の為に尽くすのであれば、ここはケジメとしてその責任を取って辞職して、町民の信を問うのが筋である。
今のあなたの言動を信じる町民は皆無に等しい。
それにしても、4年間で86回の東京などの出張、一年平均20回以上である。多すぎます。
着服、不正流用が発覚しなければ、今後、在職の間繰り返されていたと思えば寒気がする。公金だけに、、、、、、

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この記事へのコメント

屋久島住民2
2020年09月05日 20:45
ヨカニセさんお疲れ様です。

荒木町長
起訴猶予(不起訴)の報道を受けて
何か悶々としています。
検察が下した決断なのに何故なのでしょう?

昨年12月、ヨカニセさんが質問した時に返還義務を怠っていたことを素直に認め、謝罪していれば、ここまで長引かなかったと思います。一方、拗れ長引いたからこそ(その手法は違えど)元議長、元副町長、前議長、前総務課長と次々旅費不正着服の事実が浮上してきました。これは、結果的に荒木町長が粘ったからこそ、芋ずる式に発覚したのではないのでしょうか⁉️
荒木町長の粘りを称賛するべきなのでしょうか⁉️
このモヤモヤした感覚は、リーダーとして全くリスペクト出来ない嘘八百の人がいつまでも屋久島の顔として居座っているからだろうと思います。
ヨカニセ
2020年09月05日 21:46
屋久島住民2さんへ
おそらく起訴猶予の一因は「知らなかった」で押し通したのでしょう。
自分が作った条例を知らなかったこと自体が恥ずかしい話です。それだけでも首長を続ける資格なしです。
確かに粘ったおかげで続々と悪事を炙り出しましたから、ある意味功績者ですかネ、文中にも書きましたが、今後もこのような着服が続いていたことを思えば、むしろ良かったかもしれません。
もうどんな綺麗ごとを言っても、町長にはなんの求心力もありません。続けていても何が面白いんですかネ 哀れです。
屋久島町民
2020年09月06日 07:17
このような不正が二度と起きないよう旅費支出に関する規則改正が必要。
改正しない限り、いずれまた起こりえることです。

旅費を不正に得た人も最初からだまし取ろうと思って旅費申請したわけではないでしょう。結果として「出来心」を誘発させるような制度が不正行為に走らせた原因のひとつでしょう。(だからと言って犯罪に変わりはないけど)

交通宿泊にかかる旅費はあくまで必要経費なので本来なら実費精算払い(宿泊費交通費は領収書添付を義務付ける)にすべきで、必要経費はプラマイゼロ精算を領収書できっちり確認すべきです。

そのうえで、妥当な出張手当を日額で支払うようにすれば今回のような不正は起きないでしょう。
家族への「出張みやげ」はその日額手当で買えばいいのです。

ところで話は変わりますが・・・

木造本庁舎、今回の台風、大丈夫でしょうか?
地球温暖化でこういう「超」がつく大型台風も今後増えるでしょう。
本来なら本庁舎は災害時などの拠点となる建物なので屋久島一頑丈な建物でなければなりません。

屋久杉で有名な屋久島町。
庁舎は杉をふんだんに活用した木造構造物で。
そのコンセプトは理解していましたが・・・

平常時はそれはそれでいいけれど。
いざ、こういう事態になると、やっぱり不安。
屋根が飛ばされたり、窓ガラスが割れたりしたら・・・
台風のたびに最悪を心配するのも大変ですよね。

いまさら、そんなこと言ったところでどうしようもないけど。
やっぱり、本庁舎は「頑丈な鉄筋構造物」で造るべきだった・・・
と思います。あとの祭りですけど。

起訴猶予は無罪ではない
2020年09月06日 09:47
起訴猶予は無罪ではありません。起訴猶予ということは検察官は犯罪のあったことは認めているのです。ヨカニセさんには町民のみなさんにそのことを周知していただきたい。決して無罪ではないということを。前科はつきませんが前歴は残ります。
ヨカニセ
2020年09月06日 11:07
屋久島町民さんへ
再発防止の為に旅費規程の条例の改正は必要です。5月1日付けで総務課長通達で、領収書、搭乗券の添付を義務付ける事が出ています。
私自身、これでは不足だと思っています、これで再発防止策になっていると言う事で、お茶を濁しているところにこの行政の姿勢が見えます。しっかりした条例ができるよう提言していきます。
庁舎の木造建築に関しては、当初、木材を使った建築物には補助金の交付と言う制度があり、確か5億円が支給されるという議会への説明でした、地場産の木材の振興にもなることから、コンセプトとしては納得できるものでした。しかし全国的な希望者が殺到して、わが町への交付金は1億円そこそこになったと言う事でした。この時点で見直しをすべきだったと思います。議会への報告はかなり後からだったと記憶しています。
台風が来れば、町で一番風の当たるところです。おっしゃる通り鉄筋コンクリート建が適切だったかもしれません。今から言っても仕方ありませんが、今回の台風が無事通過することを祈るばかりです。
さて、最悪時点の避難場所になりますか?
ヨカニセ
2020年09月06日 11:21
起訴猶予は無罪では無いさんへ
全くその通りです。鹿島代表の新聞取材に対するコメントにあるように、検察審査会への申し立ても視野に入れて活動するつもりです。
今回の「清く正しい屋久島を創る会」の会報は全戸に配布いたしました。
分かりやすい内容だという批評もいただきました。次の会報ではご指摘のところを、わかりやすく解説して仕上げたいと思っています。
巷間聞くところでは以前、本人が「逃げ切った」なんて嘘吹いていたとも聞いています。反省の色なしです。
屋久島住民2
2020年09月06日 19:17
ヨカニセさん

一時は
915hpの勢力のまま北上してくるとの予報。さすがにビビってましたが、蓋を開けてみると最接近の直前に945hp45mまで急速に勢力衰えスピードアップして一気に離れて行きます。
暴風雨もピーク過ぎてホッとしています。
其々の集落では被害の方大丈夫だったでしょうか?お見舞い申し上げます😔

それにしても、今回の不起訴処分の発表のがタイミングが、史上経験したことのない猛烈な台風が接近してくる直前にプレスリリース。
なんか偶然にしてはタイミング図ったようで、悪意を感じます。
町長の勉強不足⁉️認識不足⁉️が今回の騒動の原因で、それで良かったのでしょうか?
再発防止策は大丈夫なのでしょうか?
不正が見つかってバレたら、返せば許されるのでしょうか?
ヨカニセ
2020年09月06日 22:57
屋久島住民2さんへ
雨戸も立てていると外の風の音はすさまじいものがあります。
世間がどうなっているのか、明日の朝が心配です。
今回の荒木町長の起訴猶予の結果は、今後のわが町の将来にはかなりの影響があるものと思います。子供に何と教育するのか?自分を律することが出来ない人物がトップにいて職員に示しがつくのか?
屋久島の将来の発展とか、住民の幸せとか、なんてことは考えることは無く、自分が今の地位にいて、只、日々を楽しんでいればよいだけの人物としか私は評価していません。
司法の手が届かないのであれば、住民が立ち上がらなければならないと考えています。その時は手助けお願いいたします。
きばいやんせ
2020年09月07日 20:30
白黒を裁判でハッキリとさせてくれないと、白にしたい人は白と言えるし、黒と思う人は執行猶予の『猶予』に黒の意味を見ているし、今回の検察には失望しました。

不起訴処分であるが、起訴猶予での不起訴?
そんなこと、じいちゃんばあちゃん子供たちには伝わっていませんよ。
白だと検察は判断したと伝わっています。
だから白黒つける裁判には、検察はステージを移さなくてはならなかったと思います。

そして、不起訴の理由を見ましたが、
『社会的制裁を受けている』と…
はあ?
マスコミが取り上げ、議会で取り上げられたこと、返金した事、半年無給にした事…

これらは町長が議会で嘘をついて、逃げたから起きた事による事でしょ!
記憶障害があるなら、医師の診断書持ってこいって!
町民のここの部分の怒りに対してのケジメなら上記の処遇はチャラになるかもしれない。

しかし やったことの白黒は全く別のお話。

ここを混同する検察が狂ってるのか。
私の物差しが狂ってるのか。
この社会においては私の物差しが狂ってるのかもしれないですが…

検察は、貴殿がどれだけ返金し、謝罪をしようとも、裁判でハッキリと白黒つけますよ。って行動してほしかっです。
失望です。

ヨカニセさんの言動は、私の物差しにおいて、なんら間違っていませんよ。

ヨカニセ
2020年09月07日 23:35
きばいやんせさんへ
賛同いただき感謝申し上げます。公職に就く者が「社会的制裁をうける」と言うのは辞職することだと理解しています。
着服した金額を返還するのは当然ですし、6か月の自身の給与を減額した行為は裁判での心証を良くして、執行猶予を目論んだことで有り、何ら「社会的制裁」には当たらないと認識しています。
起訴猶予で空しい気持ちは拭い去れませんが、次へと駒を進めなければ、このまま泳がせるわけには行けません、屋久島町の為に、、、、、、